STORY
_about IMAISO
はじまりは。
昭和 28 年、海の家と民宿としてオープンしました。昭和の一大海水浴ブームに乗り、足の踏み場の無いような毎日だったそうです。
飛び込み台もあり、遊覧船も海辺を回遊し、賑わいをみせていました。料理も、漁師だったお爺ちゃんが、新鮮な魚を料理していたので、美味しいと評判でした。
それから、60 年の歳月がたち
3 代目となる僕らの時代となりました。 キラキラした海、長閑な雰囲気、都会の喧騒から離れた静かで自然たっぷりな場所、産まれてからずっと育ってきたこの素晴らしい赤穂の海をもっと沢山の人に知って貰いたいと常々、思っていました。
そんな時、赤穂で個展をしていた沖縄在住のアーティスト梅原龍さんとの出会いがありました。
日本や世界を旅している龍さんの話を聞いて、沢山の刺激を受けました。 旅先で集めた古い紙や切手などと絵から生まれる彼の作品のように、今井荘を生まれ変わらせてくれるのではないかと直感しました。
さっそく手紙を出し、宿のプロデュースをお願いすると沖縄在住の木工作家や陶芸家などアーティストをどんどん仲間に引き込み今井荘は大きく動きだしました。
イメージを形にするために、梅原さん自らインドネシアの家具工場で、家具を制作し調度品などを集め、今井荘に旅のエッセンスを加えていきました。
たくさんの人との出会いにより大切にしていきたいことや考えが変わっていきました。
ただただおなかいっぱい食べて、笑って、眠って、そんな当たり前の時間を過ごしていただければと思います。